我が家、コロナセカンドインパクトです。今回は本当に心配しました。
5歳の娘がコロナに感染しました。子どものワクチン接種が始まりましたが、我が家では子どもの接種はしていません。理由は将来に及ぶ副作用がないか心配だからです。
我が家では2月にママ、8歳息子、パパの順番にコロナ療養が続きダメージを受けました。そのとき唯一無事だったのが5歳娘だったのですが、とうとう4月に感染してしまいました。感染源は不明です。
子どもがコロナにかかると親としては心配です。今回もまたドタバタ劇がありましたのでご紹介し、何かの参考になればうれしいです。
・診断日2日前
幼稚園から帰ってくると娘は「おなかが痛い」と訴えがありました。日頃からアイスや甘いものが大好きだったので何か食当たりでもしたのだろうと思い、様子を見ることにしました。
・診断日1日前
夕食の時間、やはりお腹が痛いと…大好きなパスタも残し(野菜はいつも残す)、そのままカーペットにゴロン。トイレに行くと多少排便がありましたが腹痛は収まらず。
「なんかいつもと違う。」両親はこのときから疑いの目で様子を見ました。熱を測ると「38℃!」。コロナは腹痛の症状は出ないだろうと勉強不足の私はその知識不足から、コロナではないと決めつけてしまいました。
・診断日(発症0日目)
ママが仕事を休み(転職したばかりなのにスミマセン)、娘をかかりつけA小児科へ連れて行きました。
冒頭「予約してからでないと困ります」発熱時は予約受診となっていたことを忘れ、予約せずに通院したことに対しA小児科から注意を受けました。「コロナではない」という思い込みからの行動でした。反省しています。
抗原検査キットを使ってその場で診断。。。。。新型コロナウイルス「陽性」でした。
ショックでした。
解熱剤と整腸剤を1日3食後に服用することになりました。
自宅に帰り、例によって対策本部設置(苦笑)です。
1室に隔離。介助者1名はママが担当してくれることに。パパ息子と家庭内別居になりました。
そうはいっても子供の療養は難しいです。苦しみ泣き叫ぶ、トイレ行くときは背負って階段を上り下り。困ったのは食事です。ほとんど手を付けてくれません。何が食べたいかヒアリングをするのですが、帰ってくる回答は「食べたくない」でした。
お子さんの好みによりますが、5歳娘はなぜか「缶詰みかん」だけパクパクと食べました。
この現象をどのように分析したらよいのか分かりませんでした。とにかく食べてもらえるものを与えようと心がけました。
・1日目
診断日つまり発症の日の翌日である1日目。解熱剤の効果かもしれませんが、食後(ほとんど食べていませんが)3~4時間は36℃台まで熱が下がりホッとします。しかし、そのあと38℃、ときには39℃台まで上昇します。薬を飲んで解熱して、また上がって…の繰り返し。この晩は娘もママもほとんど眠れず、トイレに行っては(腹痛で)悲鳴を上げる。けれども食べることができないので排便もありません。排尿があるから何とか水分をとりたいのですが、これもまた大変。スポーツドリンクを用意しましたが味を好まないようで拒否。大好きな牛乳も少ししか進みませんでした。手をつくしているのですが続く高熱と腹痛。うなだれているときは本当にかわいそうで、何とかしたいと思いB小児科へセカンドオピニオンを考えました。
・2日目
B小児科を受診。娘はお調子者なのか、なぜか診察の時は36℃台で腹痛も収まっている状態。ママより高熱と腹痛について医師へ説明。B小児科は薬を処方しない治療方針であることから、おおよそ想像つきましたが、今回は薬の処方なし。A小児科でもらった薬を継続してくださいという説明でした。
家に帰ればまた腹痛で泣きわめく。回復が見られない1日でした。
大好きな「うどん」を少量ですが、食べることができました。
・3日目
この日まで39℃発熱と腹痛が続くのはおかしいと思い、娘の体力も考えコロナ119番へ相談しました。コロナによる腹痛は長引くこともあり2週間くらい続く子もいるとのこと。居ても立っても居られない、C小児科へ通院することにしました。C小児科は人気のある予約制のクリニックです。朝の予約開始時間に合わせて電話をかけて予約しました。整腸剤を変更。解熱剤は継続。特に診療方針には変更ありませんでした。
食べ物と水分をとってもらうしかできない。親としてできることをしようと思い、こまめに水分をとってもらい、薬の時間には決められた通り内服しました。
・4~5日目
腹痛は続きました。ほとんど食べてないので便も出なくなりました。2日目に下痢の便が少量出たのが最後です。
熱は36〜38℃台まで波がありました。解熱剤は欠かさず服用しました。
気を紛らわせるために図書館で借りた絵本を読んだり、アニメ動画を見て過ごしました。意識はありましたが、うなだれていました。
・6日目
1週間以上、腹痛と高熱を繰り返し娘も疲弊している様子でした。ママも戦闘状態がやがて惰性になり、消毒や換気など徹底していたものも回数を減らして対応していました。私からは「無理せずできる範囲でいい」と声をかけました。
コロナ119番に再度の相談。応対してくれた看護師さんは丁寧にヒアリングをした後、丁寧に説明してくれました。以下相談した内容です。
ぐったりとしている状態が1週間続いていることについて
→コロナウイルスを退治するために細胞が戦っている状態で、それ自体は悪いことではない。子どもがコロナに感染すると長引くことがある。症状も2週間~4週間くらい続くこともある。
栄養も十分にとれていないので点滴が必要なのでは?
→少しでも栄養をとっていれば問題はない。意識を失ったり呂律が回らなくなったり、目がキョロキョロするようであれば、即刻救急車を呼んだほうがいい。
看護師さんのお話を聞くことができ安心しました。
このまま様子を見よう。けれども療養疲れが見られているので、そのままにしては良くないと思いました。
療養期間は発症後(診断後)7日でした。この日まで家族は感染していません。
ここは思い切って…家庭内の隔離を解除することにしました。
息子がマスクをしながら娘の遊び相手になってくれました。娘はコロナウイルスと闘いながらも、精神的に安定に向かっていました。
・7日目
療養期間を終えましたが、娘はまだ食べることをためらっている様子。熱は36℃台まで下がったままで顔色はもとに戻ってきました。
横になってテレビを見て過ごす。日常的な光景でしたが、やはりまだ元気ではありません。
・8日目
口数も増え、家族と同じ食事をとるようになりました。腹痛もなく排便もありました。
「もう大丈夫」と安心しました。娘も同じ気持ちだったかと思います。
10日目より幼稚園に通い始めました。このころには腹痛もなくすっかり良くなった様子でした。
健康の大切さを改めて痛感しました。我が家では4名全員がコロナウイルス感染の経験をしたことで、また次に備えようという心構えで消毒や備蓄など努めていきたいです。